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糖尿病の治療 運動療法

運動療法について
運動療法は、食事療法、薬物療法と並んで、糖尿病治療の有力な手段です。とくに、日本人の95%を占める、インスリン非依存型糖尿病の人で、血糖コントロールが安定している方の場合は、食事療法とともに運動療法を行うと、血糖が下がるだけでなく、糖尿病のさまざまな症状が改善され、さらには、動脈硬化の予防、老化防止といった点でも効果があることが実証されています。
運動療法の効果
ブドウ糖の消費が増え血糖値が下がる
インスリンを効率よく利用できるようになる
脂質代謝を改善し、動脈硬化を抑える
筋肉を鍛えることで基礎代謝を上げ、太りにくい体をつくる
血液の循環をよくする
ストレスの解消と、規則正しい生活のよりどころになる
効果的な運動とは?
糖尿病の治療としてもっとも効果的な運動は、酸素を十分に取り入れて行う中程度の強さの運動、いわゆる有酸素運動です。
酸素を充分に取り込み、血糖や脂肪を効率よく燃焼させることを目的とした、リズミカルな全身運度です。具体的には、ウォーキング、ゆっくり目のジョギング、サイクリング、水泳などを、ある程度の強さを持続して行うものです。
運動療法の基本は歩くこと
歩くことが勧められる理由
 場所を選ばない
 自分のペースで行える
 歩数計でセルフモニタリングが可能
 息の合った人ともできる 
1単位(=80キロカロリー)分の運動量は?
ゆっくり歩く・・・女性61分、男性54分
ウォーキング(急ぎ足)・・・女性21分、男性18分
ジョギング・・・女性12分、男性11分
階段の上り下り・・・女性15分、男性13分
のんびり自転車・・・女性28分、男性25分
サイクリング・・・女性21分、男性18分
食事に換算すると
ご飯1杯分だと、2〜3倍分の運動量が必要
ビール大瓶1本だと、3倍分の運動量が必要
チョコレート(板チョコ1枚)だと、5倍の運動量が必要


効果的な歩き方 
ウォーキングのアニメーション あごを引く
背筋を伸ばす
手を軽く握る
腕を自然に振る
尻の筋肉をよく動かす
かかとから着地
つま先でけり出す
歩幅を広く
20分以上歩く



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